遺品整理や生前整理をご依頼いただくお客様にとって、価格はもっとも大きな判断要素ではないでしょうか。
遺品整理の料金については、明確なガイドラインなどが定められているわけではありません。時には、業者によって数十万もの費用の差が生まれることも。
「安い」だけの業者を安易に選択すると、「作業が雑だった」「大切なご遺品をそのまま処分された」など後悔するケースが跡を絶ちません。
一生に一度のお片付けとなる方も多く、後悔のない整理にするため、必要なポイントを記事にまとめています。
そこで、今回は、少しでもお客様が遺品整理の費用を軽減するために、遺品の買取についてお伝えします。
遺品整理の作業は「仕分け」に集約される
遺品整理の作業で、私たちがもっとも能力を発揮できる機会が「仕分け」です。
遺品整理をご依頼いただくにあたり、お客様ご自身で不要品と必要なものを、お客様に仕分けていただく必要はありません。
私たちが、丁寧にひとつずつ品物を分別します。
一言で「仕分け」と表現していますが、数千件に上る現場を経験してきた私たちの知見が総動員されます。
お客様が単純に不用品だと判断された物品でも、私たち遺品整理業者にとっては、活用用途も多く、次世代に伝えることのできる大切な物品です。
なぜなら、お客様が不用品と判断された物品が、資源として再利用が可能なものであったり、海外に輸出することによって再び有効活用できることが多いからです。
リサイクルや、資源として再利用を促すことによって、コストの高い処分費を可能な限り無くすことによって、遺品整理の処分費を徹底的に抑えます。
この仕組みは、私たちの作業方針のひとつ。
当社において10年前は、処分費用が十数万円クラスだった2LDKの一般的な団地の処分費用が7~9万円程度で収まるケースも出始めています(一般的なお話ですので、単純な比較は出来かねます)
横浜ベスト遺品整理社の仕分けや買取についての仕組みを詳しく解説したページもご用意しておりますので、ご覧ください:横浜ベスト遺品整理社が作業費用の低価格化を実現出来た理由
https://www.bestworkers.jp/ihin-seiri/organize-belongings-without-throwing-them-away/
買取可能な物品は、査定後に買取を行いお客様に査定額そのままで還元しています。
遺品整理では、さまざまな物品が出てまいります。着物や趣味の物品、骨董品や書画などその種類はさまざまですが、私たち自身も驚くような高値の物品を目の当たりにすることがございます。
こうした物品は知識がなければ、処分してしまうことになりますが、私たちは長年の経験で培った知見を生かし、仕分けの際に買取可能なものかどうかを同時に査定してまいります。自分たちの知見だけで判断できない物品は、当社が提携している鑑定士、査定士に依頼を行い、後日お客様に査定額と共に、買取金をお渡ししています。
以下に、買取や、資源としてリサイクルや再利用を行える物品について事例をお伝えいたします。
- 着物
- 絵画(骨董品・美術品など)
- 趣味のもの(オーディオ機器、LPレコードなど)
- 食器
- お洋服
- 家具
- 家電
- 本
- 紙(新聞・広告など)
以下、分野別にその特徴などを解説します。
着物
遺品整理で比較的目にすることの多い着物ですが、こちらは良い着物ですと50万円を超えるようなの買取を実施させていただいた事例も過去にございました。
一般に証紙がついている着物の買取が可能と言われる場合も多くございますが、着物については、ご相談いただければ、適切な対応、アドバイスをお伝えしています。
絵画などの美術品・骨董品
絵画に代表される美術品や壺や掛け軸、箱に入った茶碗など骨董品については、豊富な知識を持った当社提携の査定士、鑑定士に査定を依頼しています。
査定結果のもと、さらにお客様に最終的な決定をお願いしております。査定結果から「やはり自分で管理して持っておこう」とご判断いただくケースも多く、ご自身で判断できないご遺品の価値を新たに発見される良い機会となるかと思います。
趣味のもの
趣味のものについても買取可能な場合が多くございます。たとえば、塗装が剥がれ落ち、ところどころ錆びているエレキギターが数十万円になるなど、私たちもびっくりするような値段がつくこともございます。
当社で査定させていただいてその結果をお知らせしています。
食器
食器などの日常生活に必要なものについては、どの現場にも必ずございます。食器については、購入当初の箱がついているものが比較的金額のつくものが多いと言われています。それだけではなく、海外への輸出を行っている当社では、査定後に買取可能な物品のひとつです。
お洋服
お洋服もブランド品でなければ買取できないもののように思われがちですが、先のリサイクルや再利用の際に「布」として再利用可能な場合もあり、リサイクル対象とさせていただき、処分費を軽減することが可能です。
家具・家電
家具や家電については、単純な不用品回収とせず、再利用可能な製品などはリユースすることで、処分費用を抑えることが可能です。
本
百科事典などのまとまったものから、文庫本のようなものに至るまで、古書として買取を行うものから、リサイクルすることが可能なため、処分とならないケースが多いです
紙
新聞や広告の類、あるいはノートなど「紙」としてリサイクル可能な場合がほとんどですので、処分とならない場合が多くございます。
これらは、一例です。よりくわしくは「ご遺品の買取について」をご覧ください。
お客様のご依頼いただくケースによっては、買取に至らない場合、リサイクルとして処理することができない物品の方が多数の場合もあります。こうしたリサイクルや買取についてのお話は、お見積もりの際に、お客様に詳しくお話しいたしますので、ご安心ください。
まとめ
高額な遺品整理のお見積もりとなるケースでは、ご遺品の「処分費用」が大きな負担となっているケースがございます。
私たち横浜ベスト遺品整理社の大切にしている考え方のひとつに「遺品はゴミではない」という考えがあります。
ご遺品は、私たちの手で梱包し発送するサービスも行なっております。お客様には、ご依頼いただくだけで、ワンストップで作業完了できるような仕組みをご用意しています。
ゴミとして廃棄されてしまう物品を減らすことで、少しでもリサイクルや再利用を行えるように努めています。
大切な物品が新たに生まれ変わる機会を作り出すことで、ご遺品が廃棄物として処理されてしまうことを防ぎ、結果としてお客様へのご負担を減らす**べく、サービス強化に取り組んでいます。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。