遺品整理 掲載

遺品整理業者として私たちが大切にしている3つのこと

東京・神奈川で遺品整理を行なっている業者として私たちが大切にしている遺品整理への姿勢をご紹介させてください。
横浜ベスト遺品整理社の遺品整理での作業風景(制服は欠かしません)
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横浜ベスト遺品整理社は、東京都、神奈川県を中心として年間290件以上の遺品整理に携わっています。

「遺品整理」や「生前整理」という言葉が世の中に浸透する中、いわゆる「大手」と呼ばれる事業を大規模に行う業者が登場しています。

大手遺品整理会社は、資本力があり、大規模な事業形態となると会社として出来ることも増え、お客様にとってより良いサービスを提供できる機会となるはずです。

しかしながら、業界全体として遺品整理を取り巻く環境は「お客様本位」ではなく「企業本位」となってしまっているケースを数多く見かけるようになってまいりました(少なくとも、このようにお考えのお客様が増えてきたように感じています)

遺品整理に2000年より携わり20年目を目前に、数多くのお客様にご依頼を受けている現状で、自戒の念も込め、横浜ベスト遺品整理社として私たちが大切にしていることを皆様にお知らせしたいと思います。

誰が為に遺品整理はあるのかを考える

現代の日本人は「死」という概念から離れた世界で生きています。

産婆さんは数少なくなり、葬儀は葬儀場で行うことが一般的です。

昔は自宅で産湯に浸かり生を受け、臨終は自宅で迎えるのが一般的でした。葬儀も土葬だったのです。

しかし、現代を生きる多くの人たちが、病院で生まれ、病院で死んでいきます。

本来、「生きる」ことは「死」と言う概念を含んでいます。マンガや映画を見始めれば、必ずエンディングがあるように、です。

しかし、その中で「死」と言うものを「忌み嫌うもの」として生活の中から私たちは排除してきました。(これは社会によって、です)

御託はこの辺にします。

遺品整理というビジネスとして考えすぎてしまうと、この現代人が「死」を遠ざけてきた、という点を見逃してしまいます。

すなわち、生活の中での「死」が身近でないからこそ、遺品を整理するにあたり、時期や、ご遺品について、形見分け等、葬儀の後の知識が欠落してしまっているのです。これは時代がそうさせてきたことであり、仕方のないことなのかもしれません。

ここまでで強調しておきたいのは、死を遠ざけることそのものを悪と言っているのではないということです。

しかしながら、ご両親が亡くなった後のことで、皆様が知識をお持ちでないことは、現代では当たり前になりつつあるのです。

この前提を持っているかどうかは、遺品整理を行う際のあらゆる分野で重要です。

遺品はゴミではなく、遺品整理の主役はお客様である

横浜ベスト遺品整理社と大手遺品整理企業の違い

あまり具体的ではないお話が続きましたが、ここからいきなり具体的な話になります。

横浜ベスト遺品整理社と大手遺品整理企業の違いについてご紹介します。とても俗っぽくてすみません。

遺品整理で横浜ベスト遺品整理社が大切にしている一つ一つの現場写真
遺品整理に2つと同じ現場はありません。一つ一つに歴史が刻まれています。

1日にこなす現場の数は1件まで

大切にしていることその1

大手と私たちの最大の違いは、横浜ベスト遺品整理社が1日1案件に対応するということです。

利益は圧縮されますが、長年の知見から、1日1件がお客様にご満足いただける品質の基準だと考えています。

横浜ベスト遺品整理社は決して人数の多い企業ではありませんが、ご自宅にある残置物を出すだけ、というような作業であれば、1日に2、3件とこなすことは可能です。

しかし、きめ細かい対応は不可能です。

例えば、故人様が大事にされていた壊れたノーブランドの腕時計。捨てるか、捨てないかを決めあぐねているお客様に、私たち遺品整理士は一旦手を止め、この腕時計へのお客様の思い、どのように仕分けるのか、供養を行うなら方法はどのようなものがあるのか、買取査定をするには・・・などのようにお話しします。

さらに「鍵を預けるから遺品整理を完了したら連絡してほしい」というご要望をおっしゃるお客様には、全ての物品を仕分け完了した後、全て並べてお見せしています。物品1点1点をどのようにされるのか、お客様のご判断を伺うお話が2時間続くことだってあります。

大切なご遺品の仕分けは遺品整理士のみが行う

大切にしていることその2

「アルバイトを雇って、研修や教育を行えばいいじゃないか」と積極的に人員を雇い、遺品整理士ではなく、経験のあるチーフクラスのアルバイトが遺品整理の現場を取り仕切り、仕分けを実際に行うケースも存在するようです。

しかしながら、遺品整理の知見は、一朝一夕に獲得できるものではありません。

横浜ベスト遺品整理社はアルバイトを雇うくらいであれば、社内の遺品整理士を増やします。

また、アルバイトにご参加いただく機会には、仕分けやお客様との折衝は担当せず、荷物の搬出のみをお願いするよう徹底しています。

それだけ、遺品整理の知見を獲得するのは大切なことであり、何よりも遺品整理に携わるという自覚を持って作業にあたるスタッフが横浜ベスト遺品整理社に在籍しているのが誇りです。

ご遺品はゴミではない

大切にしていることその3

遺品整理士は、民間資格であるため、遺品整理を始める企業はとても多くなってきした。(行政の介入も積極的に行われるようになってきましたが)

事務所や倉庫を持たず、2トントラックのみで自宅が事務所の代わり…といった業者も多いようです。

こうした業者は、ご遺品を積み込んだら帰り道に処分場やリサイクルショップで「ゴミ」としてご遺品を処分しているのが実情です。

大切なご遺品をこのように扱うことは、とても失礼だと感じています。

私たちは、全ての物品を倉庫に保管した上で、輸出やリサイクルを行い、例えお客様が「ご不要」と言われたものでもゴミ扱いはしていません。

横浜ベスト遺品整理社が大切にしている合同供養の風景
供養すべきあらゆるお品を丁寧に供養させていただいております。

私たちがあなたに伝えたいこと

実家のことでお金、気持ち、色々な思いがあるけれども仕事などで進めることができなかった、というように悶々とした日々を過ごされている方もいらっしゃることでしょう。

遺品整理の主役はあくまでもお客様であり、私たちは裏方である、黒子です。

実家のこと、家族のことを考えて憂鬱な気持ちを抱えている方、一度遺品整理について調べてみたけれど、どこも同じで対応が悪いと嘆かれている方、そんな皆様にとって「横浜ベスト遺品整理社って所の話をちょっと聞いてみようかな」と思ってもらえるように。

「遺品整理ってなんかイメージ悪かったけど、ちょっとイメージ変わったわ」と思ってもらえるように。

いつか横浜ベスト遺品整理社として、何かのお役に立てるように。

今日も私たちは遺品整理の現場に出かけてまいります。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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