あなたは遺品整理を始める時期でお悩みではありませんか?
葬儀を終えた後も忙しくて、タイミングが分からなくなってしまった時のために、重要なことを分かりやすくお教えします。
自分で片付ける時に注意すべきポイントもまとめてみました。
これから遺品整理をお考えの方は必見です!
あなたは遺品整理を行う時期が分からずお困りではありませんか?
「遺品整理っていつ始めればいいの?」
と、あなたは疑問に思っていませんか?
葬儀では喪主となるご家族が準備に追われ、悲しむ余裕が無いほど忙しかったというお話をお客様から伺ったことがあります。
あまり早い時期に遺品整理を行うと失礼になるのでは、と不安な気持ちを抱えるあなたへ、遺品整理を行う時期についてアドバイスします!
また、遺品整理を始める前に必要な準備として、トラブルなく遺品整理を終わらせる方法についても一緒にお伝えさせていただきます!
四十九日を迎えたら、少しずつ遺品整理と向き合いましょう
仏教ではお亡くなりになってから四十九日になった時、仏の元へ向かう日として納骨など”忌明け法要”を行います。
多くの遺品整理業者では忌明けの時期に遺品整理の準備を案内するところもあります。
前向きな気持ちで迎えられた方や、家賃などの都合ですぐにでも準備をしなければいけない方は、忌明けの時期に遺品整理業者へ相談される方もいらっしゃいます。
しかし、忌明けを迎えた後は喪主であるご家族にとって、ようやく落ち着いて普段の生活に戻ることが出来るタイミングであり、法事などで悲しい気持ちを我慢して振る舞っていた分、しばらく落ち込んでしまう日が続いてしまう方も少なくありません。
遺品整理を行う私たちが常日頃から注意していることは『最も辛いのはご家族である』ということです。
喪に服す期間が終わり、一つの節目として四十九日が過ぎた後に遺品整理をご提案しておりますが、決して無理をする必要はありません。
少しずつ、ゆっくりと自分の気持ちを整理しながら遺品整理と向き合ってみましょう。
自分で遺品整理を行う時にやっておくべきこと
- 近隣の方々へのご挨拶
- 重要書類と貴重品の引き取り
- 整理を始める部屋の順番を決める
近隣の方々へのご挨拶
まず、一番最初にお家の近隣に住んでいる方々へのご挨拶は行っておきましょう。
生前お世話になった方もいれば、地域との繋がりがなくても作業する前のマナーとして、一度ご挨拶に伺った方が良いでしょう。
近隣に住んでいる方々は意外とお家の状態を見ていることが多く、中には心配している方もいらっしゃいますので、しばらくの間は作業を行うことを伝えておきましょう。
また、遺品整理業者に依頼した時もトラックへの積み込み作業などがありますので、事前に近隣の方へご挨拶に伺っておくと相手には良い印象を伝えられるでしょう。
重要書類と貴重品の引き取り
重要書類とは、土地や建物の権利書・契約書や通帳などを指します。
貴重品は貴金属や現金だけでなく、骨董品・美術品や生前の趣味に使われていた道具なども、高価な品物であることが多いため、事前にチェックしておきましょう。
片付けをしながらだと、途中で紛失してしまう危険性や間違って捨ててしまう可能性もありますので片付けを始める前に確認するようにしましょう。
また、重要書類などは相続の手続きで必要になりますので専用の箱を用意しておけば間違いを無くすことができます。
先に相続などの手続きを終わらせなければならない場合は、必要になるものを事前に確認して遺品整理業者に相談しましょう。
整理を始める部屋の順番を決める
遺品整理は、普段のお片付けやお引越しと違って多くの物と1つずつ仕分けていく必要があり、とても大変な作業になります。
今までは親戚や兄弟の人手を借りて行ったりしておりましたが、あまり協力できる人が少ない場合は相当な時間を費やしてしまうため、闇雲に手をつけてもご家族の方には大きなストレスとなってしまいます。
そこで、着手するお部屋の順番を予め決めておきましょう。
例えば、先にキッチンからスタートして、玄関、トイレ、お風呂場などすぐに片付けができそうな場所から始めていく方が、作業日数の目安も把握できるようになります。
そして、遺品整理で最も時間がかかるのはリビングや書斎などの思い出が1番多く保管されている場所なので、慣れるまでは他の場所から作業を進めていく方が良いでしょう。
業者に遺品整理や処分を依頼する時に注意すること
- 捨てられると困る物は最初に伝える
- 業者にお願いする範囲を決めておく
- 駐車スペースは必ず自分で確認する
捨てられると困る物は最初に伝える
遺品整理業者は形見分け作業のプロフェッショナルですが、故人への想いやご家族の思い出を正確に把握するためにはお見積での会話が重要になります。
実際にあった事例では、植物の種が押し入れから発見した時も事前に
「父が生前、珍しい植物の種を集める趣味があった」
と、お話を伺ってなければその種の重要性にスタッフは気付けなかった可能性も考えられます。
逆に過去に何かしらの事情があって、一切の思い出を処分したいから写真も仕分けないで欲しいとお話される方もいらっしゃいます。
様々なご家庭の環境によって、ご家族にお返しする物などは様々なのでどうしても捨てられると困る物などは、事前に業者と打ち合わせしておきましょう。
業者にお願いする範囲を決めておく
遺品整理業者では、お客様のご要望に幅広くお応えできるように様々なサービスを提供しています。
お家を売却したり、賃貸物件を不動産会社に引き渡す際に必要な清掃サービスなどに対応している業者も多いです。
庭木の伐採や物置の撤去から内装工事まで行える業者もありますので、どこまで業者にお願いするのかを決めておくことで不必要な出費を抑えることができます。
また、業者を選ぶ際にもホームページなどでサービス内容や施工事例を記載している会社は確認しておくと良いでしょう。
駐車スペースは必ず自分で確認する
作業を行うお家が集合住宅の場合、業者が駐車できるスペースを確認しておきましょう。
駐車スペースを事前に確認する業者と確認しない業者も両方存在し、後者だった場合は思わぬトラブルに発展する可能性も十分に考えられます。
また、建物によっては管理組合が駐車スペースを管理している所もあり、事前に届け出を出さないと作業日が遅れてしまったり、最悪の場合では罰金を請求されることも考えられます。
業者に依頼する際には必ず駐車スペースを自分で確認して、業者に伝えておきましょう。
無理せず自分に合った遺品整理で故人とのお別れを
- 遺品整理は四十九日が過ぎた時期に少しずつ行っていく
- 自分で遺品整理をする時は片付ける順番を決めて計画的に行う
- 業者に相談する時には自分の要望を予め伝えておくこと
今回は、遺品整理の時期と自分で遺品整理を行う方法についてご紹介させていただきました。
遺品整理を初めて行う場合、あなたが困ったり戸惑ってしまうこともあるかも知れません。
または気持ちの整理がなかなか出来ず、上手に向き合えないかも知れません。
遺品整理において最も重要なことはご家族の方が気持ちの整理をすること、少しずつでも前に進むことです。
決して無理をせず、一つずつ思い出を確かめながら行う遺品整理もまた大切な行事です。
もしもあなたが少しでも遺品整理で不安に思うことがあったり、悩んでしまう時は一度私たちにご相談ください。
誰よりも一番辛い気持ちであるあなたに最大限のサポートをさせていただきます。
これからもお役に立てる情報を発信してまいりますので、これから遺品整理を行う上で参考にして頂けると幸いです。