おすすめの終活本とは?人気の終活本まとめ
終活を始めよう、そう思っても終活のやり方はいろいろあって、これが正解という方法はありません。現実問題として悩まれる方も多いのではないかと思います。
そこで「終活を始める」その前に基礎知識を得るための本をいくつかご紹介します。
「終活・相続の便利帳」エイ出版
終活で一番問題になる相続に関して図解やイラストを豊富に使って分かりやすく解説しています。相続の基礎知識や節税対策と終活ノートがひとつになった便利もの。一般社団法人相続診断協会推薦の一冊です。
「最高の終活」株式会社青月社
終活の必要性を感じた人、老若男女全ての方を対象に書かれています。
大切にしているコレクションから生前対策で使える便利なシステムまで、くまなく全体をカバーしています。文字通り最高の終活を実現するための一冊です。
「ひとり終活:不安が消える万全の備え」小学館
元気なうちにやっておくべき手続きの全てを網羅しています。ひとり暮らしの高齢者の8割近くが今のまま一人がいい、と考えているそうです。急に倒れた時に備える見守りサービスや墓の手続代行をしてくれる死後事務委任契約など様々な手続きが書かれた一冊です。
「終活デザインブック」合同フォレスト
エンディングノートの書き方から埋葬に関することまで全体像を把握するための、いわば終活の入門書。健康と同様に終活も予防と早期発見の大切さが書かれています。終活のスタートからゴールまでをサポートしている一冊です。
「ゼロ葬―あっさり死ぬ」集英社
テレビでもお馴染みの宗教学者・島田裕巳さんの本。弔うことへの意識は大きく変化して時代は進んできました。葬儀をせずに墓も作らず遺骨すら受け取らない「ゼロ葬」が注目されています。遺族に迷惑をかけたくないかた必読の一冊です。
こうした「終活」に関する本は年々盛んに出版されるようになり、注目度はさらにアップしていくでしょう。
終活本はランキングだけを気にすればいい?見るべきポイント
インターネットで「終活」に関する本を検索すると、300万件以上もヒットします。
それだけに売れ筋やランキングも気になるところ。
もちろんランキング上位には読みやすいものや詳しく書かれた役に立つ本が並んでいますが、果たしてランキングだけをチェックすれば十分なのでしょうか?
「終活」に関する本は2011年くらいからどんどん出版され、全体を網羅するものから相続など部分的にクローズアップされたものまでジャンルも豊富に揃うようになってきました。
つまり、ひとりひとりの状況に合わせた本も増えてきているということです。
「終活」は十人十色。相続で悩んでいる方もいれば、家の中の片付けを考えたい方もいます。それぞれご自分の状況に合わせた本を選ぶことがポイントです。
入門的な本でご自分の「終活」の全体を考え、さらに特に気にかかることは専門的なことが書かれた本を読めば、より良い終活が出来るはずです。
有名な終活本といえばソナエ
「終活読本ソナエ」は日本で初めての「終活」をテーマにした季刊誌です。産経新聞社が編集し2013年に誕生しました。終活本の草分け的存在です。
葬儀や仏事、またお墓や霊園、相続から老後資金、医療、保険、さらには旅行などの趣味まで情報が満載。ハッピーエンディングを迎えるための話題を提供しています。
2018年春号では女優・名取裕子さんの巻頭インタビューから始まっています。
第1特集「遺品整理の極意」
~大切なのはモノより思い出 最初から完璧を目指さない 「使える」と「使う」は違う~
第2特集「認知症から財産を守る「家族信託」は相続対策の切り札
などなど興味深いテーマを特集。終活に興味を持った人がすぐに最新の情報を読める定期刊行誌があるのはありがたいですね。
終活本を上手に使って楽しみながらトライできれば、きっといい終活ができるでしょう。