遺品整理という仕事をしていて終活が大事と言うことが、わかったのでお話しします。
その前に「終活」とは生きている間に、お葬式や遺影等を死後のことを考え、自らで行動して決めたり、家族に大切なことを引き継ぎをしたりすることです。
「生きている間に聞いておけば良かった」
突然死による遺品整理をしていて、ご依頼者様から聞くお言葉のなかで「生きている間に聞いておけば良かった」が一番多いです。
実例をあげれば、
- 「どこの銀行にお金を預けているのか?」
- 「生命保険はどこに加入していたのか?」
- 「通帳、保険証券はどこにあるのか?」
- 「住宅に関する書類がどこか?」
といった内容です。
そう言った事を確認してなかったから、どこに何があるかも全然わからないとのことでした。
なので遺品整理をしていてそれらに関する物が出てきたら、教えて下さいとお願いされます。
病気等の原因の場合は家族の方が事前に確認できるので、そんなにそう言ったお願いは少ないですが、突然死ですと家族の方の負担は大きいです。
以上のポイントから「終活」はとても大切だと言えるのです。
いつ何が起きても良いように準備が必要です。
若い、病気でないから大丈夫と思わず常に家族や身内の方に、情報を共有しておくことで、残された家族の方の負担を軽減できます。
いつ何がおきても良いように準備しておくことはとても大切なのです。
私も仕事柄、いつ何が起きても大丈夫なように大事なことを、ノートに書いております。家族も同じようにそのノートに書いております。それを見たらどうしたから良いかわかるようにです。
但し泥棒とかが入ってそれを見つけられたら大変ですけど…
内容は上記に記載した一番よく聞くことのほかに、お金の流れや管理、子供の教育費、習い事関係、生活サイクル、車関係等の事を家族で書き込んでます。
子供のことは妻に任せているので、もしもノートが、なければ全くわからない状況です。
私の伯母はきっちりと終活しておりましたので、残された伯父や息子達は
助かったといっておりました。
家のことは全て伯母が管理していたので、病気が発覚したときに伯父に全て引き継ぎをしていました。
ですので伯父は引き継ぎされた当初、わからないことが伯母に確認できたので、本当にしっかりしていた伯母に感謝していました。
最近は、猛暑の関係で熱中症による突然死も少なくありません。
特に独り暮らしの方が家族にいらっしゃる場合は、事前に確認することをお勧めします。